2018年01月18日

ヨハネの黙示録は、一言で言って、「獣の刻印を受ける者は天国の栄光を受けない」と言っています。下の赤太字にしたところを読めば、それは「明らか」ではないでしょうか?

「…」は中略記号。強調は私による。

ヨハネの黙示録
(フランシスコ会訳)

第13章

 5 この獣には、大言と冒涜の言葉を吐くことが許され、四十二か月の間活躍する権力が与えられた。6 そこで、獣は口を開いて神に対し冒涜の言葉を吐き、神の名と、その幕屋、また天に住む者たちを冒涜した。…

 11 わたしはまた、もう一頭の獣が地の中から上って来るのを見た。それには小羊のような二本の角があり、竜のようにものを言った。12 この獣は、最初の獣が持っていたすべての権力を、その獣の前で働かせた。そして、致命傷の治った最初の獣を、地と、そこに住む人々に礼拝させた。13 この獣は大きなしるしを行ない、人々の前で、火を天から地に降らせることさえした。14 また、あの獣の前で行なうことが許されたしるしをもって、地上に住む人々を迷わし、かつ、剣の傷を受けてもなお生きているあの獣をたたえるために、像を造ることを地上の人々に命じた。15 それから、その獣の像に息を吹き込んで、ものを言うことができるようにさえし、また、その像を礼拝しない者をことごとく殺すようにさせた。16 さらに、小さな者も大きな者も、富める者も貧しい者も、自由な身分の者も奴隷もすべて、その右手か額に刻印を受けさせた。17 こうして、刻印、すなわち、あの獣の名、あるいはその名の数字を押されている者以外は、物を買うことも売ることもできないようにした。18 ここにそれを解くかぎがある。賢い人は、あの獣の数字を計算しなさい。それは人間の名を指す数字である。その数字は六百六十六である。…

第14章

 9 また、彼らに続いて、第三の別の天使が出て来て、声高らかに叫んだ。「だれでも、獣とその像を礼拝し、額か手に刻印を受けるならば、10 その者は、み怒りの杯に混ぜものなしに注がれた神の怒りのぶどう酒を飲み、聖なる天使たちと小羊の前で、火と硫黄とで苦しめられる。11 その苦しみの煙は世々限りなく立ち上り、獣とその像とを拝む者、まただれでも獣の名の刻印を受ける者は、昼も夜も休むことはない」。12 神の戒めを守り、イエズスに対する信仰を持ち続ける聖なる人々の忍耐がここにある。

第16章

 1 それからわたしは、大きな声が神殿から出て、七人の天使に向かい、「さあ、行って、神の怒りの七つの器の中身を地に注げ」と叫ぶのを聞いた。
 2 そこで第一の天使が出て行って、地にその器の中身を注いだ。すると、獣の刻印を持ち、その像を礼拝する人々の体に、ひどい悪性のはれものができた。

第19章

 19 また見ていると、獣と地上の王たちと、その軍勢が集まって、馬にまたがったかたとその軍勢に対して戦いをいどんだ。20 しかし、獣は捕らえられた。また、獣の前でしるしを行ない、それによって獣の刻印を受けた人々と、獣の像を礼拝した人々とを惑わしたあの偽預言者も、とともに捕らえられた。そして、この両者とも、硫黄の燃えている火の池に、生きながらに投げ込まれた。

第20章

 4 また、わたしは多くの座を見た。そこに座っている人々には、裁く権威が与えられた。この人々は、イエズスのなさった証しと神のみことばとのために、首をはねられた人々の魂であり、獣とその像を拝むことを拒み、額や手に刻印を受けなかった人々である。

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